金と時間がバランスよく欲しい

酒と科学と脳と意識と

そして半年後。
本を読み終えてはいるものの、完全に放置したまま月日が流れる今日この頃。

2冊分、まとめて書いときます。

 

まずは1冊目。  

センパの丸善で見つけたはず。

タイトルだけに惹かれて買っただけだろうって?いやいや、多少パラパラ見てからですよ?

 えー、まぁ、幸いなことに。
私は見た目ほど酒に弱いわけではない。夜通しガボガボ飲めるほど強くはないが、多少のチャンポン程度なら、つぶれることはない。どうやら遺伝らしい。

勿論、世の中には体質的にお酒を受け付けない方もいらっしゃる訳で、そういう意味ではお酒に関する嗜みができるのはラッキーなことだと捉えている。

また、これまた幸いなことに、お酒の種類についても、大きな得意不得意はない。ビール、焼酎、日本酒、ワイン、泡盛、マッコリ、ウォッカテキーラ・・・。
いやいや、嘘ついた。きっついタルの香りのしみ込んだウイスキーは不得意だ。チビチビ飲めんことはないが、木の香りを楽しめと言われると苦い顔をする自分はまだ、オコチャマである。

それはともかく、せっかく飲めるのなら、お酒について知識やうんちくを持っていた方が、飲むことそのものがもっと楽しくなるのは間違いないだろう。
そんな思いを胸に、買ってみた訳である。 とはいえ、確かお酒に関するうんちく本を買ったのは、2冊目かなぁ。
如何せん、読んでも知識が身についていない。記憶力のなさに枕を濡らす日々である。 さて、この本のなるほどうポイントといきたいところですが・・・。
全体的になるほどうばっかりなので、書いたら全部書くことになってしまう。 そんないい意味で特筆できない状態なのですが、あえてピックアップすると  ・清酒の特定名称の表示(吟醸酒大吟醸酒純米酒純米吟醸酒純米大吟醸酒特別純米酒本醸造酒特別本醸造酒)には、使用原料のほか、精米歩合、工事米使用割合で示される基準(定義)がある。

とかかな?清酒のラベル見たとき、何気なく純米酒とかの文字を読んでいたけど、そんなきっちり分類定義があったとは・・・。

花酒とか灰持酒とか名前がオシャレだな。飲んでみたいな。
その内沖縄や九州に行く人がいたら、頼んどきたいものである。


さて、2冊目。これも丸善で買いましたが、センパか本店かは忘れちゃったな。

以前(10年は前)、これ系の脳と意識に関する本を読んだことがありました。
その本にはいわゆる感覚意識体験「クオリア」が、マイクロチューブルなるニューロン内の微細構造から発する量子力学的効果から発するとかいう説が書いてあって、スケール的になんかうさんくせーなという思いと、でも本当だったら面白いなという思いが交錯してたもんでした。

この本も、始めは同じようなうさん臭い本かなぁという先入観でパラっとめくってみたのですが・・・解説と構成が非常に分かりやすそうだったので、一読の価値ありかもと受け止めたのでした。

実際読んでみると、脳と意識に関する色々な検証実験や理論について、かなり平等な見地から解説してあるように思いました。読み進むにつれ、へーこんな検証実験の結果があるんだとか、なるほど脳の一部が機械に少しづつ置き換わったとする思考実験とか考えるのかとか、脳と意識の検証手法に興味深く引き込まれます。 さて、読み終えるのに時間かかったので、なるほどポイントをあまりメモせずに読み進んでいましたが、少ないながら以下のような感じです。
 ・NCC(固有の感覚意識体験を生じさせるのに十分な最小限な神経活動と神経メカニズム)という考え方がある。  
・意識の自然則という考え方がある。光速度不変の原理のように、意識に対しても原理として「自然がそうなっている」としか言いようのない決まってしまっている法則のようなものがあっても不思議はない。
この辺の考え方が目からウロコだったかなぁ。 正直、最後の方は流し読みしちゃったのであまり理解していないという。合掌。

悩ましい情報処理安全確保支援士

登録だけしてしまったのである。
 https://shun-t.hatenadiary.jp/archive/2012/06/16
以前合格した、今は亡きセキュスペ。
興味のある方はご存知かと思うが、セキュスペ合格したことのある人は、救済措置として、ある期間に登録を申し込めば、情報処理安全確保支援士の資格が持てるのである。

申し込むべきか非常に非常に悩んだのだが、次にまた情報処理系の部署に異動する可能性を考えると、とりあえず維持しておいた方がいいのかもしれん、懐も激しく痛む訳ではないし、という判断で、とりあえず登録だけしてみた。

 

しかしである。もちろん登録する前に知っていたのだが、最大のネックが・・・やはり講習である。
別に参加するのが恥ずかしいわけじゃないヨ。

単純に費用がばかばかしいと思ってるだけだヨ。
10万円って何だよ10万円って。オンライン講習C2万円+集合講習8万円
確実にぼったくりだよね。

他、
・10万円を個人で出すのは激しく痛い。老後の資金2000万円に充てた方が良さそう。
・10万円出して受講するだけの価値のある講習が、オンライン講習と1日だけの集合講習で受けられるとはとても思えない。
・10万円出して情報処理安全確保支援士の登録を維持したところで、個人的に嬉しい特権は皆無。つーかどっかの利権がIT企業食い物にしてるだけじゃねーの。
という思考から、もうこのまま講習受けずに資格喪失放置する方向性をまっすぐ向いているのであります。

 

 

追い銭追記(2020/7/29)

先述の理由により、IPAの講習費用がもっと安くなるか、民間の講習が導入されることでもっと安い講習が実施されるかするまで放置(最悪、支援士なんぞもういらねぇ)と考えていました。

てことで、一応IPAからのメールだけはチェックしていて、民間の講習(特定講習)の動きをチェックしていましたので、法改正が20/5/15にあって、民間の講習が導入されたところまでは知っています。

(参考)

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)制度の見直しについて:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の受講する講習について:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構(の一番下)

 

で、結局要するに安い講習は出てこねぇな、これは期限切れ放置かな、と思っていたら・・・今日、

▼集合講習について
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IPAからの指示により、新型コロナウイルス拡散防止のため、
2020年7月31日までに開催を予定していた集合講習について、
全ての開催を中止することといたしました。
皆様にはご迷惑をお掛けし、申し訳ございません。

2018年10月登録で集合講習未受講の皆様につきましては、
2020年度講習(2020年10月以降)にて受講可能となります。
9月30日までにオンライン講習のみの受講をお願いいたします。

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とかいうメールが来ました。

てぇことは・・・ひとまずはオンライン講習CとA(計四万円)だけ受けておけば、次の集合講習募集までは登録維持猶予されるということか。

そもそも新型コロナの先が見えない以上、次の集合講習がいつ開催されるかも分からない。つまり、そのときまでは四万円で登録維持というように読める。

うーむ、ある意味四万円で継続できるなら、まだ懐のダメージは軽いという印象はあるが。

ひとまず四万円だけ確実に先に回収するという、とてもとても、詐欺でよく使われる手法みたいな、食い物にされている感触がすごい。

果たしてこれは四万円分の罠なのか。あえて沼にはまってみるか。

 これ(四万円)でもくらえ!!