その後のiPhone

くらえ!スパイダーQP!

しばらく書かなかった反動で、若干濃い内容書いちゃおうかな・・・。
具体的なことはあまり書かないでしょうが、当然 自 己 責 任 で。壊れてもシリマセン。
やってみたらできちゃったかも!という情報提供のみで、信頼できるかどうかはあなたの判断ですヨ。

iPhone脱獄しました

分割払いで端末買えなかったから、一括の買い上げだしぃ。もう何やったってオレのもんだしぃ。
と若干世捨て気味にやってみました。


使ったのは有名どころのQuickPwn22。
脱獄する際は勿論、iPhoneファームウェアバージョンと対応したQuickPwnを使わなきゃなんない。
まぁ、「iPhone 2.2 jailbreak」とかでググれば(iPod touchだったり古いファームウェアだったら単語変えて)、詳細な脱獄方法が載ってるBlogに行き着きますわね。


購入したのは11/21で、そのときQuickPwnは11/20に公開されたiPhone2.2に対応してませんでした。なので始めはとりあえずiPhone2.1で脱獄しようとQuickPwn21-1を入手。
しかぁしなんと、QuickPwn21-1使用中に求められるiPhone2.1のファームウェア(iPhone1,2_2.2で始まるipswファイル)が見つからない。そら買ったiPhoneに既に入ってるもんだから、iTunesが落としてきているハズもない。
色々ネット上を漁ってみるも、直接落とせる場所はなく、某file共有ソフトを使わないと入手できないっぽい。めんどい。


・・・とそうこうしているうちに、ググってみたらiPhone2.2対応のQuickPwn22が公開されたことを知りました。
結局古いファームウェアを入手するのは諦め、iTunesでiPhone2.2にアップデートした後QuickPwn22を使用しました。アップデートしたなら、iTuneの某フォルダ内にipswファイル落ちてきてるはずですし。
その後のQuickPwn22使用状況はすこぶる良好。DFUモード移行の操作は画面表示とかなりズレてた気がしたけど、とりあえず最後まで脱獄は完了。無事CydiaとInstallerアイコンがiPhone上に表示されました。

Cydia関連でやったこと

何はともあれ、Cydia画面下にあるManage>Sourcesにhttp://cydia.hackulo.us/を追加。
Hackulo.usカテゴリの、miPatchをインストール。これがないと、後にiPhone内にscpして送り込んだ.ipaアプリについて、起動させるためのアイコンがデスクトップに表示されなかった。


深い意味はなく、mobile Terminalをインストール。ファイル構造が見れる点と、Terminalのインターフェイスが興味深い。
それから、OpenSSHをインストール。これがないと、PCからiPhonesshできない。しかし、インストしたままの状態ではroot及びmobileユーザーのパスワードがバレバレで危険なので、後に変更をお忘れなき用。
SSHについては、もっと安全のため、SSHのON・OFFが簡単にできるようCydiaからBoss Prefsを導入。Boss Prefsは他にも、3GやWifiのON・OFFができたり、プラグインを入れればシャッター音・バイブレーションの設定をいじれたりする。*1

iPhonesshとscpで突入

iPhonesshする。どうやって?あたしゃなぜか、
(´ρ`).ooOO(USB経由でsshとかできたっけ?あぁ、USBってシリアルポートの拡張版だから、TeratermのCOMポート選択でいけるんかもな)
と激しい勘違いをしてました。


実際は、Wifi接続の応用っぽいもの。ad-hoc接続を使用するのでした。
つまり、iPhoneを設定するために用意したWifi機能付きPCと、iPhoneWifi機能でad-hoc接続すると。
PC側の設定については
http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/003341.htm
こちらが詳しかったので参考に。
9でデータの暗号化ってありますが、とりあえず暗号化なしで接続可能か試した後に設定した方が、接続できなかったときの問題切り分けにいいわよね。
実際自分の場合、始めのうちはなんかうまくつながりませんでした。が、上記PC側の設定をした後、何度かiPhoneの設定アプリ・Wifiからワイヤレスネットワークを探していたら、そのうちつながりました。
ちなみにこの時点では物理的な接続のみなので、IPの設定がどうとかは関係ないハズ。*2


で、ここまで来れば後は普通のLANケーブルでIPネットワーク組むのと同じ。
PCとiPhoneで、適当に同じセグメントで静的な意味のIPをそれぞれ設定。
後は普通にPCからiPhonesshすればええんですばい。

そしてNetShare

どうやってインストしたかって?SCP?/Applications?何のことです?


これも当初全くうまくゆかず、悩みまくって放置していました。
Firefoxならうまくいくという話を聞きつけてはインストし。
Safariならうまくいくという話を聞きつけてはインストし。
レジストリが汚れるじゃねぇかボケェ!!!!
いやまぁ、気分的に嫌じゃないですか。



結局のところ、socksがどうとかそういう問題ではなく。
http://ipodtouchlab.com/2008/08/iphone-3g-netshare.html
こちらを覗いてようやく解決。
そうだよなぁ。確かにWifiでad-hocしてる最中、iPhoneの上部に表示される使用中のネットワーク(3Gの文字とか、Wifiなら波形のアイコンになるところ)はWifiだったし、どうあがいてもiPhoneが3Gで通信してるとは思えなかったもんなぁ。
なんというか、3G通信を保ちつつ、無理やりWifiのad-hocも維持する、という状態にしなきゃならない。
解決方法としては、上記アドレスにあるように、とりあえずSafariを起動。Wifiでad-hocのみした状態では、勿論外部のWeb閲覧はできないので、そのうちSafariWifi通信をあきらめて3G通信をしにいく、という寸法みたいです。うまくいけばその状態でもad-hoc通信は保っているはず。


そんなこんなでPC側。Safariのプロキシ設定画面で(IEと同じ設定画面出てくるけども)、SocksのみiPhoneのアドレスとポートにすれば、無事閲覧は可能でした。
IEも同じプロキシ設定画面使ってるみたいですが、なぜか閲覧はできません。
FFFTPも、Firewall系の設定さえすれば使えました。
一応ブロードバンド接続テストで、一番良かった結果を載せると

ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.0
測定時刻 2008/12/02 00:48:24
回線種類/線路長/OS:モバイル回線/-/Windows XP/愛知県
サービス/ISP:-/-
サーバ1[N] 255kbps
サーバ2[S] 810kbps
下り受信速度: 810kbps(810kbps,101kByte/s)
上り送信速度: 120kbps(123kbps,15kByte/s)

こんな感じ。さすがにイーモバよりは遅い。けど、イーモバのように勝手に6時間で切断はされないだろうとは思うけど。

一応IEを使うには

じゃあ、IEはダメなのか?といわれれば・・・。
SocksCap32を使えば、一応は使えました。


うーん。IEは使えたけど、MS MessengerやPlayOnlineは接続できない。
接続しようとすると、NetShare側にちらっと反応はあるんだけどねぇ。アプリ側の対応がきちんとしてないとダメなのかな?複数ポート使うようなアプリはダメとか?
やっぱちっちゃいからよくわかんな〜い。

※追記(08/12/17):
Proxifierを使えばもしや可能か?シェアだけど・・・未実証。

料金だいじょぶかなぁ・・・

今んとこの懸念事項は・・・やっぱ料金よね・・・。
現在My softbankで見ると、パケット通信料は12万円代。下手したらこの辺は全てふりかかってくる・・・ドキドキだze!
こりゃ冬のボーナスは消えたな!?

*1:プラグインを入れるにはdpkg -iせにゃならんので、sshかmobile terminal必須?

*2:これって、OSI参照モデル物理層の接続にあたるんだろうか?データリンク層?いや、情報処理系の資格何も持ってないしちっちゃいからわかんな〜い。