よーく考えようー 思考は大事だよー
ジュンク堂書店でパラパラっとめくっただけなのに、面白そうとすぐに直感したのはこの本。(直感して駄本だったことももちろん山ほどですが・・・そんな話題はたぶん次回くらいか)
他にも読みかけの本はあったのですが、追い越して一気に読み終えました。
何より中身が分かり易く読みやすく、さらに実用的という。
「普段、あまり考えずにルーティン状態で仕事をしている」
うん、正にその通り。現在の業務内容柄、何も起こさず平穏に現場を回せていれば毎日が過ごせる幸せな状態なもので・・・。
もちろん思考してより業務改善をしろよと言われればそうなのですが、前の業務と前々の業務が実はうつ病発症してたんじゃないかと思えるほど残業ばかりだったので、無意識にそういう状況にならないよう思考停止している自分がいるのは確かだ。
しかし、頭というのも筋肉と同じ。使わなければ弱る。考えなければ鈍る。ボケる。
ということで、空き時間に思考する癖をつけるためのヒントがないものかと拝読しました。
なるほどうポイントを書きつくると・・・
・思考力の有無は生まれつきのものではなく、意識することで習慣化できる。
・「今、何をやっているのか」という目的を意識して(練習などをして)いる人=考えている人は何をやっても成果が出せる。
・目の前で起きている出来事を「自分ごと」として観察し、先の見通しを予測すれば、具体的な行動ができる。
・インターネットはあらゆる知識の宝庫だが、意外と検索が串できていないことが多い。例えば、あるキーワードを学生に与えてグループで5分以内でどれだけ深く検索できるかをやってもらうと、検索結果に大きな差が出る。実際、インターネットの情報が玉石混合だが、検索を繰り返せば精度を高められる。
・何も起きていない日常を面白おかしく書けるようになったら、思考のレベルは確実に向上している。
・「予算がない」というのもクリエイティビティを刺激する制約である。
・思考するときの一つの方法は「分析」。例えば一つの事故を「偶然の出来事」「個人的なミス」で片づけず、徹底分析するのは重要な思考の作業。
・アレンジ思考でも十分、それがイノベーションにつながる。何かと何かを結びつけてアレンジしただけで、世の中を一変させるような価値を生み出すことは可能。
いっぱいあるなぁ。