Googleの次回作はこう来たかぁ

日々Googleの進化を別にお伝えしていない我がBlog。
以前からEarthやらMapからTransportやらを紹介してきましたが。
今度のGoogleは、世の中の書籍を電子化して管理支配することに目を向けたようですネ。なるほどネ。
http://books.google.co.jp/
Google ブック検索

検索インターフェイス

デフォルトでは、Formに文字列を入力して検索すると、その文字列を文章中に含む書籍を見つけてくれます。
デフォルト検索で見つけてくれる書籍の内容は、著作権が切れているものについては全部、切れていないものについては検索文字列から数ページを読むことができるそうです。
勿論、本のタイトルが何とか、著者が誰とかでも、検索オプションから見つけられます。
シンプルなTopページのスタイルにこだわるのは分かりますが、書籍ばっかりは著者用検索のFormとかを同時に表示しといても、バチは当たらんような気がしますが。

専門書を検索してみる

例えば元物理系研究者らしく「Dirac」と検索してみましょう。
ぬお!あのシンプル解説で有名な、Diracの一般相対論の本、「General Theory of Relativity」が出てくるではありませぬか!
http://books.google.co.jp/books?id=Jtu-n8AzJhMC&pg=PP1&ots=0wsyPWqDJ6&dq=inauthor:Dirac&as_brr=3&sig=bxNXzajdXS4GeEXbcdFhOROGL4g
中身も結構読めちゃうじゃん!
・・・とは思ったものの、かなり中身ははしょられていますな。これじゃちょっと勉強はできないかな。
数十ページごとに、数ページ読める感覚ですね。なるほど、こりゃ立ち読みだ。

著作権切れてそうな英語本を検索してみる

「ポー」とか検索してみましたが、日本語のものは、何か英語のお勉強のような本しかなし。
http://books.google.co.jp/books?id=oyUR_0wsKNEC&pg=PP1&ots=lSyJwHrlXa&dq=inauthor:%E3%83%9D%E3%83%BC&as_brr=3&sig=HrkOeE0L9pJYEMxDQFWSlZO1bn0
・・・何コレ。
謎の英語お勉強本かよ!別にこんなん読みたくねぇよ!普通に訳してあるのでいいよ!
「Edgar Allan Poe」としてみても・・・一部プレビューのばっかだなぁ。
古い和書はないかなぁーとか思い、適当に「紫式部」とか入力してもNot Found。そりゃそうか。

漢字とか地名を検索してみる

漢字一文字だけで検索すると、中国の本がたくさんひっかかります。
もしやと思い、「北京」で検索すると・・・中国の本ばっか!
検索オプション見ると、検索言語を指定することは、今のところできないみたい?うーむ・・・。

ありがちな日本の名著者を検索してみる

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000001-zdn_ait-sci
によると、諭吉の本が検索できるらしい。夏目漱石とかできるんだろうか。
・・・「夏目漱石」で検索。
http://books.google.co.jp/books?id=UukhTjwlDXgC&pg=PA2&ots=qRqVEt8ySv&dq=inauthor:%E5%A4%8F%E7%9B%AE&as_brr=3&sig=-grfUJKwNzYvyOw6tZvYBbU4FEk
クソッ!クソッ!クソッ!!
「ポー」検索と同じ謎の英語勉強本じゃねーかクソッ!何よこの妙なこだわり!
言うに事欠いて何が用語解説「Botchan」「坊ちゃん」だよ!クソッ!
こんな単語試験にでねぇよ!というか出した奴は切腹するべきである!こんな本こそ海に「Botchan」してやんよ!
表紙のイラストも何かイラッとくるし!


・・・もう少し、今後の書籍充実に期待しませう。