三ヶ月ごぶさた

さて、いよいよサボりまくりです。
ボツボツ書くネタや読了の本もあるんですがね。
結局、何かを書こうとすると、なんやかんやで1時間は費やしてしまうからなぁ・・・。


とりあえず、最近読了した本書いておこうかな。
1冊目。

黒猫・アッシャー家の崩壊 ポー短編集? ゴシック編 (新潮文庫)

黒猫・アッシャー家の崩壊 ポー短編集? ゴシック編 (新潮文庫)

さりげに好きなポーです。
昔何かの本で、モルグ街の殺人が引用されていて興味を持ち、読んでみたときの衝撃と言ったら。
表現のグロさはとにかくアレですが、物語の構成中にちりばめられた知的な文章や、いっぱしな凡人には到底思いもつかない誌的な修辞が圧巻すぎます。そしてそれらの結末といったら!(マネしてみた。)
そんな縁もあって、久々にポーの作品を本屋で探してみたらお手頃な短編集があったので、読んでみたというわけです。


そういえば少し前、映画「推理作家ポー 最期の5日間」を見たのもありましたね。読んでみたのは実はそのせいかもしれない。
文字の表現でも十分グロいのに、映画になったらどうなるんだと、内心戦々恐々見に行きましたよ。
しばらくそのグロい映画も忘れていたのですが、今回この短編集を読んで、あの斧振り子はこれのことだったのか・・・と思い出されました。冷や冷や感は正直、本の方が上だったかも。


2冊目。

ゼロの焦点 (新潮文庫)

ゼロの焦点 (新潮文庫)

松本清張
普段、ニュース以外では滅多に同じ番組なぞ見なかった両親が、珍しく二人とも熱中していた覚えのある番組があった。
それが、松本清張ドラマだった。
深い意味もなく、わざわざ買って読むほどの興味がなかったので読む機会がなかったのですが・・・。
地元の古本屋でお安く置いてあったので、手にとってみたと。


読み始めたら、なんとまぁ。夢中になって読んでしまいましたよ。
謎解き系がとどのつまり好きなのか、オレは。
それから不思議なこの読了感は・・・。団塊の世代の世界観というか、世の中の認識感というのはこういう感じなんだろうかなぁ、と団塊Jr.的には違和感と共に、妙な納得感を覚えるのであった。


この程度で、筆を置きます。