氷的なアレ

雪祭りへの出展、お待ちしてます

本日の写真は、一体何を表すのだろう?
バケツ一杯の雪、である。
しかし、背景をよくよく見ると室内であるし、そもそも我が家付近では雪など降っていない。


・・・これは。
去年末に大掃除をしたときにできた「産物」である。


去年末の大掃除の内容は、毎週やっている掃除の延長でしかなかった。
台所周りを拭く。
流し場、洗面所などの水周りをきれいにする。
テレビ台を拭く。
テレビ画面を拭く。
そして掃除機を部屋全体にかけた後、フローリングにはモップをかける。


その途中、冷蔵庫の表面を拭いていてふと思った。
そうだ、冷蔵庫の中もきれいにしておこう。
冷蔵側はとりあえず、棚を引っ張り出しては洗う。
しかし・・・問題は冷凍側である。


冷凍庫ではよく、ご飯を炊いて凍らせておく。
しかし、時間的な余裕が全くないのは今までのぼやきからもよく分かることなので・・・炊いたご飯を袋につめた後、それ程時間を置かずに冷凍庫に放り込んでしまうのだ。
結果。写真のものができる。冷凍庫内側に、大量の霜、である。


こいつを「産出」するのはなかなか骨が折れた。
冷凍庫には肉・餃子・うどんも冷凍してあるので、まぁ短時間だからと冷蔵庫に放り込む。(冷蔵度合いは一応「強」にしておく)
霜は当初、調理用はさみで削っていたのだけれども、全く埒が明かない。
そもそもガッチガチに凍っているし、冷凍庫内面にしっかりと貼り付いている即席「万年雪」。
かといって、あまり長く冷凍庫を開けたまま放置している暇もないし、冷凍してあったものがダメになってしまう。


てことで、どちらのご家庭にもあるプラスドライバーと玄翁(要するにかなづち)を持ち出して。彫刻家さながら、氷を砕いていった訳である。
ドライバー+玄翁は、なかなか効率が良かった。
勿論、冷凍庫表面をなるべく傷つけないようにする力加減は必要だけれども、ドライバーを氷の中に打ち込み、氷を割っていく手ごたえは結構快感。建築工事的な比喩でいうと、調理用はさみとドライバー+玄翁の効率差は、RCを砕く際の電動ブレーカとコンプレッサーくらい効率が違う。


そんなこんなではつり出したのが、今日の写真である。友人O氏、I氏に見せたところなかなかウケたので、ネタとしてはなかなかGJだったと思う。
ていうか、霜、多すぎだろ。
小バケツ一杯で収まりきらないこのボリューム。冷蔵庫自体、容量30Lもない小さいものなのに・・・どれだけ冷凍庫が狭くなっていたんだっていう。


ちなみに・・・。
そこそこ気をつけてはつり出してたのだけれど、冷凍庫の内側上面は思ったよりボコボコに穴が開きました。ドライバーの径程度の。
まぁ、また霜が付き始めたら大差ないだろうと高をくくりつつ。
皆さんも、ご自身の責任ではつり出し下さい。
本当はやはり、冷蔵庫の電源抜くのが一番いいんだろうけどなぁ・・・冷蔵庫の中身減らしとくとか、そこまで下準備やっとれんよなー。



余談。
大掃除の一環で窓・網戸拭きもやったんですが、某限定誌に書いてあったメラミンスポンジ+新聞紙、なかなかいいですね。
どっちかというと、網戸を拭くのにメラミンスポンジの汚れの取れ具合が気持ちいいです。しかも、どんだけスポンジ汚れても、バケツでちょこっと絞るだけですぐきれいになるのが気持ちいい。
窓を拭くのは、まだまだ満足な出来ではないですが。今まで色んな手段試してみたけれど、どうしても、拭いた跡が残るんだよなぁ。
今回、何度目かの新聞紙使用で、某限定誌には「磨くように、完全に乾くまで水を拭き取る」とは書いてあったけれど・・・やっぱり跡に不満アリです。