完全に流し読み

先日も書いたけれど、FF12のおかげで進めることができなかったのが読書。
その被害を受けた本がこちら。

素粒子と物理法則―窮極の物理法則を求めて (ちくま学芸文庫)

素粒子と物理法則―窮極の物理法則を求めて (ちくま学芸文庫)

久しぶりに物理の空気に触れてみようと丸善で意気込んでみて、なかなか思うようなイメージの本ってないもんだなーと思いつつ、ようやく見つけた本。


毎年恒例だと1/2,1/3辺りは麻雀をやっていたはずなのが・・・折角1/2に予定されていた関西風すき焼き会*1を断ってまで時間を確保しておいたのに、風邪引きによる欠員が2名ということで、メンツが揃わずポカンと時間が空いてしまった。
昨日と今日の昼までは甥っ子の暴れ具合を眺めていたので時間は潰れたけど、午後からは暇だったので、この本の完読に挑んだという次第なのです。


正直、どこまで内容覚えてるかなーと思ったけれど・・・。
第一部は、内容的には講演の理解に必要な基礎知識は身につけているという前提でのものだったけれど。相当忘れてるなー。結構ショッキングだった。
スピンの回転のところで、半角の公式が出てきたとこがあったけれど・・・あー、あれねあれあれ・・・アレ?アレアレ?右辺が出てこない!!タスケテジーザス!!とかいう、極めて憂き状態になりました。
速攻ググって、三角関数の補修しましたわ。
加法定理の導き方とかこんなんだったけなー。加法定理から派生する公式は山ほどあったけど、逆に一度定理を使い始めると、その証明はないがしろだった気もする?


自分の物理の記憶を刺激するのは、どちらかというと第二部でした。
かなりに初学者に立ち返ってますが・・・仕方ないわな。オレの実力・記憶力なんてそんなもん。
相対論的な量子電磁力学のLagrangianとか久しぶりに見た。


えーと。
ある程度場の理論をかじり始めた方がお楽しみ頂ける本、だと思います。
全くのゼロ知識からの方にはおすすめしませぬ。

*1:これがまた、めっちゃうまい。正直、かなり残念だったけれど実家でしゃぶしゃぶ食ったからまぁそれもありということで