久々にKnoppix再構築・・・?

小泉っぽい人に投票

以下の事項は、必ず自己責任でお試しください。
以下の事項は、必ず自己責任でお試しください。

大事なので2回書きました。

先日MacBook Airを買ったせいで、VAIO野郎がいらなくなりました。
http://d.hatena.ne.jp/shun_t/20110104/p1
http://d.hatena.ne.jp/shun_t/20110111/p1

てことでこのVAIO、どうしてくれようか。
近くにいる人に声かけたら、確実に「いいからよこせ」と言われるだろう。
仮にもCore2Duoだし。バッテリーの不具合を除けば
バッテリーの不具合を除けば。

せっかくなので、ifortでシミュレーションでもできる環境作ってみようかなと。
かといって、元のWindowsにすぐに戻れないのは嫌なので、いつぞややったKnoppixの再構築をもっかいやってみようと思った訳です。

どのKnoppixにしよう

当初の計画。
KnoppixのCD版を、いつぞやのように再構築。CD起動でifort使ってcrontabとシェルで自動シミュレーションうほほい計画。

Knoppixは5でも6でも起動した。
・・・が、5の方だと、iwconfigしてもwlanを全く認識してくれてない。
これを認識させるのはめんどそうなので、6を改造する方向に。

Knoppix無線LANってどうやんの

有線LANしか使ったことないのでよくわからん。せっかくwlan0認識してるのに。
色々調べてみると、ESSIDやkeyの設定はiwconfigでできるらしい。

sudo iwconfig wlan0 essid (モノホン)
sudo iwconfig wlan0 key s:(モノホン)

でいいらしい。ところが、networkingをrestartしてみるとなんかエラーが出てる。
調べてみると、なんか知らんがNICの3945を使うにはfirmwareをコピーしとかないかんとな。firmwareファイル自体はググったらすぐ見つかる。iwlwifiなんちゃらっての。
これを

/lib/firmware/

にコピーしたら、とりあえずエラーは消えた。


・・・が、なぜか無線LANにはつながらない。
できればCUIで設定を終えたかったけど、まさかのGUIだのみ。
Knoppixデスクトップ右下のネットワーク有効・無効化するやつで無効→有効をして、しばらくまったりしたら・・・左クリックしたときに無線LANネットワーク一覧が表示されて、もっかいkeyだけ入力したら、ネットにつながるようになりましたとさ。

Knoppix CDの再構築以外の検討過程

しかし、よくよく考えると上記無線LANの設定は再起動したら消えるし。これを再構築Knoppixでどうやって反映するんだ。
→オレの脳みそプリンでは無理ぽ。
試行錯誤したもののさっぱり。上記設定を残したままのKnoppix再構築方法は分からん。
分かったのは、一度書き込んだCD-RWにもっかいKnoppixイメージ書きこむときは、クイックフォーマット的なものではだめ、ということくらい。ちゃんと20分くらいかけて全部消去せないかんみたい。じゃないと、起動しないことがあった。
しょうがないので、ESSIDやfirmwareの部分だけシェル化して、起動時毎回GUI頼みという妥協案を思案したり。でもこんなん嫌だなぁ。


HDDにインストしてデュアルブートにするのは最終手段。てか、ほぼやりたくないのside。
ブートだけCDでして、その後の設定なんかの変更部分を保存する方法がKnoppix5にはあったような。
ブート時のcheatcodでknoppix tohd=/dev/sdaとかいうのがあるらしく、何回も何回も時間かけて試してみたけど、なんかしらんがこのVAIO君では全く動作しなかった。なんでだろう。


・・・ほぼ1日潰れた後、わざわざCDのKnoppix固執する意味は特にないことに気づく。
Knoppix6のメニューを見ると「Install KNOPPIX to flash disk」とかいうのがある。
いまどきUSBメモリも安いし、もしこれで起動できて、設定も保存されるならこれでいいんじゃない?

USBメモリブート

んで、それ用にUSBフラッシュメモリの2GBを買ってきてみる。
2GBありゃ十分だろうってことで、適当にRUF2-PS2G-BKを買ってくる。


VAIOBIOSいじってBoot Device選んどかないと・・・っと。
USB Optical Driveちがう。
i.Link Optical Driveちがう。
Internal Optical Driveこれ内蔵。
Floppちがう。
USB Hard Disk Driveちがう。
i.Linちがう。
Internal Hard Diskこれもう内蔵HDDじゃん。
USB Flash Memoryのブート項目、もしかしてそもそもない!?
つかえねーなVAIO・・・。
ダメもとでRUF2-PS2G-BKにて起動をトライするも、起動せず(Winが起動してしまう)。


その後何かのタイミングで、昔買ったUSBメモリのRUF2-Sを挿しっぱなしのまま起動してみたところ・・・。
なんかブート領域ありませんよ的エラーが表示!!
もしやと思い、RUF2-SにKnoppix入れてみると・・・
起動したっす!USBから起動したっす!なんぞ!なんぞこれ!
USBメモリにも、色々あるんやね。
ちなみに手持ちにあった、他のスティックタイプのUSBメモリでも起動しました。

快進撃の開始

こうしてUSB起動のKnoppixを手に入れた私。
さらに、起動時に設定保存領域の確保だけすると、起動後にした操作はちゃんとすべて保存されることが判明。
勿論無線LANの設定も残る。


となると、次はifortのインスト。相変わらずIntelが、ありがたくも無料で提供してくれている非商用Fortran@LinuxことFortran Composer XE for Linuxを入手。
通常通りインストしようとすると・・・g++がないとか言われちゃったり。
gccにaliasを試してみてもダメみたい。
てことで、今度はaptしないといかんようです。


そのままaptitude updateすると、情報量が多すぎるのか「exceed」とかいうエラーが出ました。
てことで、/etc/apt/sources.listをテキトーーーーーーーにコメントアウト
aptitude install g++だったかaptitude install build-essentialだったかしてみる。
これでなんとかifortインストのinstall.shは最後まで動作しました。
ちなみに、上記aptitudeの副作用で、PCMan File Managerで内蔵HDDにアクセスできない、てのが出てきました。これは、/etc/fstab内に書いてある/media/以下のディレクトリがないことが原因みたいなので、作ってやればマウントできるみたいです。

諸々

後は、自動コンパイル・シミュレートのシェルしこんで。
opensshだけインストして、リモートでも触れるようにしてと。

この辺でとりあえずバックアップ。
ブート可能なUSBフラッシュメモリのバックアップですが、ddでできました。

dd if=/dev/sdb? of=/media/sda?

とかなんとか。


ここまでやったらほっとして、元々何がしたかったかどうでも良くなってきました。


・・・ifortのオプション、Composer XEだと変わっちゃってるなぁ。
昔-axNとかW -xNWとか書いて並列化してたのは、-axAXEでいいんかな?

※追記(12/01/15):

すんごい久しぶりにこのKnoppixを起動して、ファイル転送をしてみようとしたら・・・つながらない。
焦って色々ftpやらin.tftpdとか調べてみても全くつながらない。
そもそも、過去に設定がうまくいってたはずなので、いきなりつながらなくなる訳はない。


・・・。
単純に、sshdが起動していないだけだった。
sshdが起動していれば、sshもsftpもいける。


さらに、rc5.dにS**sshdのリンクを入れても、起動時にsshdか起動しないなーと思っていたら。
rc.localの変数代入部にcupsしか書いてない・・・。何この仕組み。
てことでsshd追加でうまくいったと。