ある程度戦略的になれただろうか

今回はこちらの本。

高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書)

高校生からのゲーム理論 (ちくまプリマー新書)

こちらは確か、名駅タワーズにある本屋で買ったもの。
他の科学本を買いつつ、何か面白そうな本はないかと書棚を探って見つけたモノ。

昔から自分は将棋にせよ戦略シミュレーションにせよ、戦略ゲームが不得手です。
それは単純に長期記憶の不得意さから来るものか生まれつきか何なのかは未だに解りませんが、もしかすると、この本のような基本的論理を知らないせいなのではないかと思えてきました。
つまり、それなりに「ナルホド」と思ったってこと。

前半特に始めの方に、かなりの主要な考え方が書かれていたように思います。
ただ、全体的に余計な前置き話が長すぎるので、純粋に論理学の話のみが知りたい方にはかなり無駄な時間を食うことになるやも。その辺が高校生からの、たる所以かもしれない。

さらっと読めて、駆け引きの論理に少し詳しくなった気になれる、良い本です。