あねくどーと!
毎度のことながら、忙しくなると本を読む時間がなくなります。
結果ここに書くネタもなくなります。今回の前の本ネタが年末て・・・。
今回は、科学も小説も離れて現代的なこちらの本。
- 作者: 名越健郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 新書
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船が沈没して救命ボートに乗れる人数が足りないから、何人か海に飛び込んでもらわないといけない。
アメリカ人には「ここで飛び込んだらヒーローですよ!」といい、日本人には「他の人はみんな飛び込みましたよ」といえばOKというような民族ネタ。
これを、各国の政治背景の解説と共に、たくさん盛り込んでいる本です。
個人的にはてっきりアメリカンジョーク的なものかと思い込んでいたのですが、実は違いました。
こういう風刺ネタのような小話は「アネクドート」というそうで、実はロシアが発祥なんだそうです。
アネクドート・・・なんか独特な語感です。
仕方ないといえば仕方ないですが、かなり似たパターンのネタも多くありあますね。
良いニュースと悪いニュース系。
1つだけ願いを叶える神に政治的解決の難しい問題をお願いし、神もそれを叶えるのが困難であるというネタ。
それでも読んでいて、思わずニヤリとしてしまいます。
・・・ていうか、やっぱり。長いことかけて読みすぎたもんで、印象に残ってることがないや。
でもまぁ、読み流す程度の本といえば、そういう程度の本かもしんない。