なんとなく珍道中・3日目

目を覚ますと、そこは新山口だった、と。
珍道中の予定立案の時点で、既に、本日は秋吉台に行くことを決めてありました。
元々の予定では、朝10時に新山口駅を出るバスに乗り、秋芳洞へ向かう予定でした。


ところがふと思い立ち、現在広島在住になっているD氏(DOSUKOI氏)を巻き込んでみようと昨日急に連絡を取ってみたところ、OKのサインが出まして。
車を出してくれることになったので、秋芳洞で落ち合う予定・・・だったのですが、今朝方新山口までも迎えに来てくれることになりました!
そんな訳で10時前には新山口を出発、秋吉台へ向かいました。


とりあえず、何はともあれ秋芳洞
秋芳洞入り口近くの駐車場へ車をとめ、土産物商店街を抜け、いざ突入します。
商店街でかっぱそばカルスト洞どんぶりが何物か気になりますが、とりあえず無視します。草の葉っぱでバッタを作って売ってたおっさんもいましたが、これも無視します。*1


入場料は、いくら払ったか忘れたけども多分大人1200円。
洞窟入り口に少し入っただけで、その異世界観は抜群です。いわゆる、巨大建築物を見たときに感じる、あのうすら寒いゾクゾクした感覚が背筋を走ります。
想像以上です。名古屋にいて、普通に名前を聞くだけのことはあります。
そのすごさをお見せしたい!写真でもいいから!



P905iの限界・・・

はい。私はデジカメを持っておりませんのよ。最近の携帯についているカメラの高性能化を過信していますし、第一携帯にカメラついてるのに、別にデジカメを持って歩くなんて非効率的でお荷物です!(P905iiPhone両方持ち歩いた間の言うことじゃない。
とはいえ、これでは秋芳洞のすごさをお伝えできない。ということでここで予定通り。ガンマ補正の出番ですよ。
いでよ!秋芳洞



補正前の写真より、よっぽど意図が伝わりますねぇ。(内心、ガンマ補正でどうもならなかったら、ゴミ写真ばっか撮ってきたことになるのでほっとしている。)


まぁ、実際、写真よりもホンモノを見に行ってもらった方がいいと思うので*2、これ以上はのせません。
川を遡るような形で洞窟内を進み、黒谷口から脱出しました。
・・・途中で気がついたこと。
午前なのに、やたらと上側から下ってくる人たちがたくさんいらっしゃいました。
・・・そうか!同じ秋芳洞見るなら、登るより下った方が楽ジャン!!
とはいえ、観光バスで来てたからできる芸当なんですけどね。個人の車で来てたら、いずれにせよ一度下っても再度登らなきゃいけない訳で。トポロジー的に無理ぽ。
もう一つ後で気づいたこと。
自分のテンションが、尋常じゃなくageageでした。すっごかったもんなぁ。


黒谷口を出てからは、ちょこっと歩いてカルスト展望台へ。
展望台に向かう途中から徐々に現れるその景色は・・・なんとも不思議な光景。山の途中から、突然いわゆるカルストの風景が広がるんですよ。




展望台から望むその風景がまた異様。木が一ほぼ生えていないので、山道といえば山道はあるのですが、その道が迷路みたいに目でたどれる。ゴツゴツした岩が点在している。岩以外のところが黄色っぽい。


展望台から見て、視覚的にすぐそこに見える一本木の丘くらいまで歩いてみないかとD氏に提案してみるも、却下されましたので、車へ戻ることに。
戻り道は、秋芳洞にあるエレベーター口から入って、そこから登ってきた洞窟内の道を遡行することにしました。
ちなみに、一旦秋芳洞を登ってきた場合、エレベーターから再度入るのは100円でOKです。
それから戻り道の途中で、非常に気になっていた秋芳洞内のわき道、冒険コースに挑戦もしてみました。300円。
これは、メイン道を一部逸れて、天井に近い高さまで近づけるような道を歩けるコースです。
道の入り口には、自主的に300円を入れるよう促してある箱と、懐中電灯が追いてありました。しかしなんとまぁ、小銭がない。そこで私のとった行動とは!
→とりあえず箱に何も入れていないと怪しまれるので、30円を自主的BOXに投入。その後、チケット販売所で300円支払う。
なんということでしょう!330円払いましたよわたしゃ!つーかだね、投げやりに300円設定しといて、そりゃないでしょ秋芳洞管理者さんよ。ゲーセンに置いたるような両替機・・・なんか置けないもんなぁ。せめて人置いておくなり、入り口であらかじめ払わせるなり、考えて欲しいもんです。
この冒険コースですが、上の方、床が結構ぬるぬるしてますのでお気をつけ下さい。下手したら、マジで死にます、恐らく。私は、一度、モロにこけました。恐かったぁ・・・。*3


つづく・・・はずが、超忙しくなってしまいますた。
とりあえず、ダイジェスト版で・・・。
上記後、秋芳洞入り口から駐車場への道を遡るワレワレ。お土産など漁りつつ、昼食を食べられる店を探す。私は後に続く旅の荷物が増えることを嫌って、あまり買わない。*4石灰の塊(100円)くらい。
この辺の名物はかっぱそばとカルスト洞どんぶりとかいうもの。かっぱそばを食べられる店を見つけ注文してみるも、なめたけや山芋が乗ってるようなそばで大したもんじゃない。
車に戻った後は、ちょっとカルストを通り抜けるドライブ。道すがら長者ヶ森辺りの駐車場で見つけた、秋芳洞以外の洞窟・大正洞と景清洞に興味を持ち、行ってみることに。この駐車場からもカスルトを通って行けるようなニュアンスの看板があったけどよく分からない。駐車場を出て通り過ぎてカスルトっぽい地形を通り抜けたとこを進むと、もっと整備された大正洞の入り口があった。
大正洞は小規模な秋芳洞みたいな感じだった。各鍾乳オブジェクトにつけられた名前が「ロケット発射台」とか適当すぎるとこがステキ。平日のせいか、ワレワレ以外の観覧者は皆無。
大正洞入り口で買ったチケットは、1500円で景清洞にも入れるものだったので、さらに道を車で進んで景清洞へ。ここは洞窟探検コースというものがある。要は、奥の方はあまり道を整備していないしライトアップもしていない。電灯つきヘルメットと長靴を借りて、浅め*5に川に浸りつつ奥まで行ける。ちょこっと道なき道もある。洞窟冒険コースとしての、ちょっとした安全な探検コースとしてはできすぎている感じ。でも、テンションは異常に上がる。
その後疲れたワレワレは、温泉に行くことに。新山口はすぐ近くに湯田温泉という名所があり、そこへ移動。温泉街というには普通に町に近いけれど、旅館や日帰り温泉が多数。温泉の観光案内所で尋ね、18:30頃温泉の森へ行く。ついでにそこでおちょこを買って、飲泉所で謎の気が満ちる湧き水を飲む。温泉の森はスーパー戦闘に近い感じ。お湯は温泉だからかぬるぬるっぽい。軽い気持ちでやったUFOキャッチャーにて、100円でリラックマカップを取ってしまう。リラックスルームで2,3時間寝て、晩飯も食べる。
そしてその日の観光は終了。新山口までまた送ってもらう。一日連れまわしてもらったD氏に表彰。

*1:バッタのばったもんとは、これいかに。

*2:たまに、壁の岩だけ写したせいで、写真の上下が分からなくなたものもアリ

*3:この時、携帯を落としたと思って超焦りましたが、思っていたのと別のポケットに入っていただけという。

*4:既に出雲そばがお荷物。

*5:途中、道をちゃんと選ばないと長靴でもダメなくらい深い