それからどした〜IGA-UENO〜

なぜ猫なのか、理由を知りたくない

引き続き出張。本日は伊賀近辺へ。
伊賀近辺を行き来するのに欠かせないのは、やはり伊賀鉄道
そして、伊賀鉄道といえば・・・そう。過去ネットなどで注目を浴びた、
忍者列車。
今更ながら、出張先への道すがら、撮ってきました。


今回松阪から向かったため、伊賀鉄道は伊勢神戸から乗ることになります。
近鉄から乗り換えで、いざホームへ向かうと・・・



なんと既に見張られています!
さすがは訓練された伊賀の忍者。ホームの柱の上などという、狭苦しいところにも軽々登り、体全体を不自然に傾けてこちらを見張っています。これでは怖くて、うかつに手出しはできません。


さて、実は、行きの列車はなんとも残念なことに、非常に普通な電車でしたので割愛。
しかし、帰りはなんとも絶好調
まず、線路わきにてすれ違う、赤、いやピンクの忍者フェイス。田舎を通る路線になんとも似つかわしくないデザインの、ピンクくのいち列車を発見
その勇姿は、さながら妖怪朧車を彷彿とさせます。
しかし、あまりの急襲っぷりにシャッターチャンスを逃し、涙を飲みました。


いや、まだまだチャンスはあります。もしかすると、自分が乗る列車が忍者列車の可能性が。
結果:ビンゴ
運の良いことに、自分が乗った列車もくのいち忍者列車。ただし、緑版。赤と緑とは、まるでポケモンを意識したかのような組み合わせで、人気を博すこと間違いないですネ!
では、その勇姿をご覧に入れましょう。




・・・ツッコミどころ満載。
まず顔でかすぎ。客寄せする気ねーだろ。萌え系という訳ではなく、どちらかというとシュールレアリズムを感じさせる眼差しで、我々のハートを射抜きます。
そして中に写る忍者姿の人物・・・実は人形です、コレ。撮った側は列車の車掌側だったのですが、勿論ヤツは運転手側にもおり、甲賀忍者に列車が襲われないよう、日々護衛してくれています。
しかも心強いことに。よーく見るとこいつ・・・ピースしております。その余裕さ加減には、恐らく裏付けられた実力があるのでしょう。多分。きっと。おそらく。


ということで、列車に乗り込みます。中には地元民とみられる方々が、なんだかバツが悪そうに乗っておられます。


・・・ここで、ある間違いに気づいたあなたはえらい。
なんで、忍者が座ってんだよ、椅子に。なんで、日常の一コマとして溶け込んでんだよおめーはよ。しかも椅子に縛り付けられてんじゃねーかおめーは捕らわれたのかよ。


なんともはや、至る所に施された人形芸には驚かされます。
ところどころ、適度に手を抜いてあるのは、きっとわざとなんでしょう。
例えば、伊賀神戸駅に飾ってあったある人形は、柵の上にまたいで設置されていた訳ですが。
どう見てもアレは、敵に捕らわれて三角木馬で拷問されている忍者にしか見えません。



とにかく、頑張って町おこしをされていますので、宣伝にご協力致しましょうか。











おいでませ。人形の町・伊賀。