この期に及んでまだ辞めないのか・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060130-00000286-kyodo-pol
何といいますか・・・。
日本語って難しいもので、どんなに黒に近い灰色でも、表現の仕方次第で白っぽく(錯覚)見えるようにできるようです。もとい、黒であっても白と紛うような表現でみせかけ漂白できるらしい。*1
普段からひどいとは思っていたけれども、特に昨今の国会答弁はひどい。小泉内閣に対する野党による追求への、一連の答弁の性質はこのようなみせかけ漂白に終始していて本当にイライラする。
追求をうまく受け流す、て既に受け流せていない。うだうだとうやむやな答弁をするだけで本質的な答えは勿論ない。(これも昔からか・・・)あからさますぎて嫌悪がわく。
特に小泉は、調子の良かった時期までは歯切れ良かったことから、最近の知らんぷり見て見ぬ振りぶりは、差額として顕著だ。支持率低下は免れない。


米国産牛肉に関しても、今回の閣議決定の流れに沿わない怠慢な動きはあまりにひどい。
答弁の言い訳がましさも極まる。そして中川農相の態度もふてぶてしい。(素かも知らんけど)
閣議決定以降の変化について国会に十分な説明をしなかった、ってあなたね。米国産牛肉の輸入禁止に関する問題がどれだけ世間マスコミ新聞一面を賑わしてきたと思ってるのよ。食の安全と言うのがこれだけ国民の関心事であるのに、もっと神経質になるべきでしょう?もし国民がマスコミに踊らされているだけだという言い方をするのであっても、これは明らかに行政が農相が責任もって行うべき職務に対する最悪の怠慢ですよ。重要な仕事すらしないならさっさと辞めてもらえないものか?税金から給料を払う価値は全くない。それほどの関心事だと知らなかった、というならもはや政治家として行政屋として失格ですから、それはないと願いますがね。


「米国の輸出プログラムの実効性確保に万全を期し、国民の理解を得るのが私の責任だ」
結果、万全を期せてないし国民の理解も得られてないと思いますが、まだやるんですか?

*1:読売新聞の編集手帳っぽいな、この書き出し。