UPS!再び

研究室のUPSがピーっと音を出し、プリンタも動かない、という情報が入ったので見にいく。


・・・何事?ある感覚でピーっと鳴るUPS。プリンタは動かない。
今まで正常に動いていたのに、プリンタの電源すら入らない。これは・・・コンセントからの電源が怪しいぞ、っと。
プリンタを、延長ケーブルを使って廊下のコンセントに差し込んでみる・・・やはり動作。原因は大元の電源が来ていないことらしい。
ここでまた図解。


┌─窓窓窓窓─┐
│○     │
│○    □│
│□    ■│
│□     │
│      │
└──入り口─┘
のように壁際においてあり、□のPCがUPSにつなぐPC。○は数値計算用PC、■はレーザープリンタ

ブレーカーでも落ちたのか、と疑ってみるけど、プリンタ反対側のPCは動いている。右側壁のコンセントのみの電源が入っていないのだろうか・・・?
ピーっと鳴るUPSも、何の警告なのかイマイチ不明。
APC、ちょっとマニュアルいい加減でない・・・?


そのうちある事実に気づく。左側壁のコンセントにつないであるHUBも動いてないよ!
そして着々と筋道の通る状況説明が浮かぶ。

つまり、部屋のコンセントの電源はそもそもブレーカーか何かが落ちて動かない。しかし、UPSにつないであるPCのみは動く。
結局UPSのピーっという音は、
おい!電源来てねぇぞ!オラの力が残っているうちにPCを・・・PCを助けてやってくれ!チチ!ゴハンのことはオメエに任せたぞ!フリーザァァァァァ!
と、勝手に盛り上がって警告してくれていた訳ですね。


調べてみると、部屋のコンセントの電源のブレーカーが落ちている・・・と思いきや、ブレーカーはクーラーの室外機のもの。コンセントの大元はブレーカーではなく、ヒューズ(しかも昭和時代を思い起こさせるような古典的なヒューズ。融点の低い金属でつないであり、アンペアが増えすぎると溶けて切れる構造。許容アンペアはその太さに伴い大きくなる)で、それが切れていたらしい。
図解すると


こうだったのが             こうなる
    ○                ○
    |                |
    |       →        
    |                | 
    ○                ○

しかし、イマイチヒューズが切れるほど高負荷になった原因がつかめない。
室外機のブレーカーも落ちていたのだけど、このブレーカーを上げてからクーラーの電源を入れると速攻ブレーカーが落ちる。
しかし、電源系統がコンセントのものとは違っているように見え、これが高負荷の原因なのかは確信できないでいる・・・けれども、原因候補その1。

ひとまず、ヒューズの交換をしてもらい、事は収まりましたとさ。
アンペア上げてくれんかなぁ。