タバコ産業必死だなwwwwwww

枯れたと思われた球根から芽が・・・。

今日の新聞に、JTの一面広告が載っていました。
タバコそのものを廃絶しようといわんばかりの風潮が世に広がる中、なんとか喫煙者のマナーを良くさせて、タバコ産業を生き残らせようと必死になるわけです。


この嫌煙状況は・・・比較的よく言われることだけれども、筒井康隆先生の「最後の喫煙者」にある状況に近づいてきているかもしれない。
次第に嫌煙運動は高まり、公園に犬と喫煙者は立ち入り禁止となり、健康という名の宗教的概念の下弾圧され、魔女狩りのごとく私刑にされ、K.E.K(嫌煙権団)*1が現れて各地タバコ屋を焼き討ちし、それでも残る喫煙者は集団で襲われる世の中になるのかもしれない。

妙に予見的な小説だけれども、「禁煙運動が始まったのはほんの十五、六年前だ。喫煙者への弾圧が猛烈になりはじめたのもたかだか六、七年前のことである」とあるこのリアルな年数感覚が、的を得ている感じがしていささか不気味でもある。


自分自身は非喫煙者なので、喫煙者及びタバコ産業関係者には悪いけれどもタバコがどうなろうか知ったことではない。また、健康に良くない、とこれほど科学的なデータが多く出ているのに、わざわざ買って吸い始めようという気も起こらない。
ただ、自身の自己形成に深くかかわっており、尊敬もしている筒井康隆先生が、これほどまでに喫煙を好み、擁護しているのならば、一概に切り捨ててしまうことができない心情もある。


前置きはここまでにして。
新聞のJT広告が、少し気に入ったので一部載せてみる。

左の枠の、矢印でうろうろしているEGOISMに、少し前かがみになってビクッとしながら「SMELL BAD」しているのがやたらかわいい。


歪んだ写真だけれども。左の枠の、コートに「HOLE」が開いて、またもビクッ!としながら「SHOCK」しているおじさんがまた、やたらかわいい。


これもまた、2コマ目の「SORRY」がミョーにかわいげがあってよろしい。「SORRY」されている左の人物が、いえいえ、という感じに手を少し上げているのもまた好し。

*1:ご存知のとおり、明らかにK.K.K(Ku Klux Klan:白人至上主義過激派集団)のもじりですね・・・笑える