楡井の読みが長いこと覚わらんかった

新し〜いな〜かま〜が

GWに入ったので、とりあえずなかなか読み進まなかったこの本を完読してみた。

鳥人計画 (角川文庫)

鳥人計画 (角川文庫)

仕事場のある人が、この人のミステリーを読んで面白かったと言っていた。買ったのは、ただそんだけの理由。
ふと考えてみると、そもそも自分が読む本なんてのは、科学本・実用書・普通の小説なんてのが多いので、長めのミステリーを読む機会はそうそうなかったように思う。ミステリー小説って、山ほどあるのにね。
多ジャンルに渡ってとにかく読もうという方針からすると、これはいけない。反している。
ってことで、この人の作品を、何でもいいから読んでみようと思ってみた次第。買ったのは、栄のあおい書店。


感想は・・・。感想は・・・。
うーん。本の選択が悪かったのかなぁ。
スキーのジャンプとスポーツ科学、トレーニング技術と理想型を求めてサイボーグ化する選手。
は、ともかく、ストーリーの流れが淡々としすぎてて、なんか盛り上がり下がりに欠けるような。グイグイと引き込まれていくような話ではなかったなぁ。
意味のあるようなないような淡々とした会話が、なんだか読んでてタイクツで、時間のムダ感をもたげている気がしたなぁ。
スポーツ科学に比重を置きすぎたのかもね?


いまどきのミステリーの実力は、こんなものじゃないはずだ、と信じたい。