なんとなく珍道中・5日目

旅も終盤。書くの遅番。時間ないからダイジェスト版。チェケラ。
この日は最終的に、滋賀の姉宅を尋ねることを目標に動く。
起きてとりあえず、チェックアウト。その後再び下関駅のロッカーに荷物を置く。
また下関駅に荷物を置いた理由は・・・ザ・唐戸リベンジ。
前日唐戸市場に行ったものの、市場にほとんど人がいなかったので、早めの時間に行くとどんなかリサーチ。
どうやら、お昼ご飯の時間帯が最盛期らしい。市場は大賑わい。普通に魚も売ってるし、うにの瓶詰めみたいなものやクジラベーコン・辛子明太子みたいなものに加え、観光客向けにお寿司・どんぶり・汁物などを販売していた。
ちょっと時間は早かったけど、見ているうちに食べてしまえと衝動昼飯。
結論。旨い。旨すぎる。こんな旨いと実感する食事もそうない。
まず試しにうに・いくら丼を注文してみる。1500円くらいだったかな?うに部の新鮮な感触もあるけれど、特筆すべきはいくら。何これ。今まで食ってきたものは本当にいくらだったのか?と聞きたい。このいくら、噛もうとすると、反抗してきやがる。噛むと「潰れてたまるか!コノ!」という感じに押し返してくる。すごい弾力。それを抑えて噛み潰すと、プッチッと弾け、口の中にいくらの味がじわっと広がる。味皇の「う・うーまーいーぞー!!!」はこういうものに使うべきだと思った。
勢いづいて寿司も食べてみる。寿司は入れ物をもらえ、一貫ずつ選べる。クジラ・白身魚(なんだったかなぁ。はまち?)・サーモンなどに加え・・・期待できる大トロ(一貫700円)に挑戦。ヤバイ、大トロ。脂がヤバイ。舌触りが普通じゃない。なんか口の中で溶けてく。食べた後も、その脂が舌の上に残る感じ。普通の白身魚も、食感がぜんぜん違う。身がギュッと引き締まってて、歯ごたえがすごい。とにかく、今まで食ってきた寿司なんか、寿司じゃない!と素人の私でも実感できるレベル。訪れた方は是非お試しあれ。
昼過ぎまで唐戸へ滞在。お土産はクジラベーコン(2500円!)とウニ瓶詰め。
下関に戻った後は、新幹線に乗って新岩国へ。目標は錦帯橋
ロッカーに荷物を置く。新岩国から錦帯橋までは、やや距離がある。行く手段は徒歩1時間以上orバスor電車+徒歩。腰が痛いので徒歩1時間はパス。バスでも良かったけれど、なんとか、ローカル線に乗ってみたいという欲が腰の痛みを抑える。
ちょっと歩くと錦川鉄道錦川清流線御庄駅。なかなかの田舎っぷり。ワンマン電車に乗り、川西駅で降りる。
川西駅からはちょこっと歩く。道沿いを散策、謎の神社など見つけてお参りしつつ、錦帯橋へ向かう。道なりに進むと普通の橋を見つける。その橋を渡りつつ横を見ると・・・錦帯橋発見。どうやら、となりの橋に着いたらしい。
堤防沿いを歩き、錦帯橋に近づく。桜が六、七割くらい咲き。この日は土曜日だからか、ものすごく込んでいる。錦帯橋を渡るには300円。外人さんについて突入。この橋渡るべからず、とは書いてない。
確かに橋は美しい。けれど、人の多さと完全に観光地化されている事に辟易したせいか、あまり感動はせず。
橋の向こうに菖蒲の庭園やら吉川邸やらがあったので、ふらふらっと立ち寄り歩く。やたらと猫がいる。寂庵と書かれた場所が小高い庭園の真ん中あり、ほとんど人気がなく、落ち着けた。
時計を見ると、あまり落ち着いている暇もないことに気づく。急いで錦帯橋を下から眺めたあと、渡って戻る。渡った後左に曲がると、バス乗り場発見。ここから新岩国行きのバスに乗る。
ロッカーから荷物を取り出し、ひとまず京都へ。その後大津まで行き、姉宅に至る。
相変わらず、甥っ子は大暴れ。