茶金さんの「はてな・・・?」が好き
今回読み終えたのはこちらでござい。
- 作者: 柳谷晃
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/05/30
- メディア: 新書
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落語と数学の結びつきっていう視点が面白そうだったし、パラパラっと見てかなりお気軽に読めそうだったので購入。
実際の内容はというと・・・大体予想通り。イージーリーディングな本だと思います。
各章の構成は大体同じでテンポ良く、冒頭にちょろっと噺に関する説明があり、すぐ噺に突入。その後噺そのものに関する事項や時代背景などの雑記があり、どの辺に数学っぽい考え方が入っているかの話題も書く、といった感じ。
かといって、噺に関連した数学ですから、比較的生活に密着した数学で、小難しいものはそれ程ありません。ただし、関連したものをピックアップした結果ですから、系統立った内容項目が出てくるわけでもありません。簡単な数列やら確率論、そして命題などなど。
自分自身、落語は好きか嫌いかと言われれば好きな方なので、「あー、こんな噺聞いたことあるな」と思い出しつつ読めました。寿限無やらお菊の皿やら。茶金さんは、たまたま最近TVでやってて知っていました。
さらっと読めるという意味でも良い本です。どっちかというと数学はあまり支配的でない。