茶金さんの「はてな・・・?」が好き

今回読み終えたのはこちらでござい。

時そばの客は理系だった―落語で学ぶ数学 (幻冬舎新書)

時そばの客は理系だった―落語で学ぶ数学 (幻冬舎新書)

買ったのはhttp://d.hatena.ne.jp/shun_t/20071019/p1の本と同時期。ただしマナハウスで購入。
落語と数学の結びつきっていう視点が面白そうだったし、パラパラっと見てかなりお気軽に読めそうだったので購入。


実際の内容はというと・・・大体予想通り。イージーリーディングな本だと思います。
各章の構成は大体同じでテンポ良く、冒頭にちょろっと噺に関する説明があり、すぐ噺に突入。その後噺そのものに関する事項や時代背景などの雑記があり、どの辺に数学っぽい考え方が入っているかの話題も書く、といった感じ。
かといって、噺に関連した数学ですから、比較的生活に密着した数学で、小難しいものはそれ程ありません。ただし、関連したものをピックアップした結果ですから、系統立った内容項目が出てくるわけでもありません。簡単な数列やら確率論、そして命題などなど。


自分自身、落語は好きか嫌いかと言われれば好きな方なので、「あー、こんな噺聞いたことあるな」と思い出しつつ読めました。寿限無やらお菊の皿やら。茶金さんは、たまたま最近TVでやってて知っていました。


さらっと読めるという意味でも良い本です。どっちかというと数学はあまり支配的でない。