なーんかにっちもさっちもどうにもブルドッグ

現場見えねぇー

ほんとは5/20に書き込み。
今週は、編集追従技術系の仕事を研修してました。
指導員の方針とかで、変わった事ばっかやってました。
プロ野球のスコア表のつけ方実習・・・つけ方を聞いていたら、どれだけ自分が野球を知らなかったのかを思い知らされた。本当に全くつけ方を知らない状態からだったので、フォースアウトになると、ポジション番号やらアウト数やらが頭の中で混乱し、試合の流れに乗るため結局指導員が書く、てな感じ。

・インマル(衛星電話)の使用実習・・・なんかよく分からんが、高いものらしい。通信料も。しかし衛星さえ見れればどこででも通信が可能なので*1、被災地で取材する場合など不可欠。白い板みたいなアンテナを衛星の方向(東南、仰角30度らしい)にがんばって向けて、電波の受信感度を54DB以上に持っていく。これが結構大変。45DB程度でも電話程度はできるが、安定したデータ通信には54DB欲しいらしい。

ナゴヤドーム見学・・・一応、技術設備見たり、編集の人が写真撮っているときに電気器具をどのように使っているかを見たりがメイン。タクシーチケットに「名古屋ドーム」と書きかけて、怒鳴られた。そんな怒ることかボケェ!!!!

・そして長久手立てこもり事件現場取材・・・研修最終日の前日=ナゴヤドームにて事件発生を知る。次の日、もしかして研修最終日だし、連れてかれるかなぁーと思っていたらば、予想通り。やることは基本的に編集の人の取材張り込みの手伝い、機器など搬送。数年に1回あるかないかの事件だけあって、現場はものすごいマスコミと野次馬混み。CBC、TBS、TV愛知、MBS、NHKなどなど全系列TV局がきちゃってる感じ。
当初ロープのすぐ内側に陣取ったら、警察の人に怒られる。*2で、待機していると、「荷物持ってコンビニ曲がった取材陣がかたまっている場所に来い」と電話連絡。それだけの説明で分かるかボケェ!!と思いつつ、でかい鞄2つとノートPCを持って走り探し回る俺。いくつか荷物は放棄。もてねぇっすよ。
人質飛び出し&救出の超突飛な最高の場面を撮影できたらしいですが・・・結局荷物を持っていくのが遅れたため・・・写真の本社送信が遅れ・・・間に合ったかもしれない夕刊E版②に使われず・・・。
その後現場は3時間ほど膠着したので、雨も降ってきたし、編集の張り込みの人を置いて帰ることに。


で、その研修の最中何度も指導員が愚痴るには。立てこもり事件のような大きい事件があって、編集の人が必死で張り込みやってるのに、制作の技術系の人らは無関心でとっとと帰宅していることがとても不満だったようで。
しかし、制作技術系の人らだって、システムのエラーがあったら死に物狂いで対応し、直らなかったらつきっきりで、ということはやるんですがね。しかも頻繁にエラーって起こるんですがね。
どうしてこうも、制作技術系と編集系は、折り合いが悪いのかね。互いに役割とその違いを理解しようとしないのかね。

*1:山で、斜面側が衛星の方向だとアウトォ!!!

*2:実は、陣取った後にもっとロープ内側でウロウロしていた私が原因かと