久々に本一冊読み終え

とある上下巻の本を読んでいたら、中身が多い上の冗長な内容ばっかで、読書進行が滞っていました。
個人的には、何冊かの本を同時並行読みするのは好きではないんです。しかし滞るのはもっといかん、ということで別の本を読み始めてしまいました。
で、久方に読み終えた本はこちら。
団塊フリーター計画 (生活人新書 209)
大雑把に言うと、大量に定年を迎えた団塊フリーランス的に生き、就職氷河期にぶち当たったフリーターの多い団塊Jrがその入れ替わりに正社員として雇用されればいいんじゃまいか、というお話だったと思います。で、勿論メイン焦点はJrではありません。団塊な人がどのような世代的傾向を持っていて、社会的・経済的にどのような影響を与えていて、結果他世代にはどのように思われているかというようなことをデータを踏まえつつまとめ、さらに現実的にどのようなことができそうかを色々突っ込んでいる、という感じの内容だったと思います確か(本当に読んだのかオレは)。その退職金総額を考えると、その資産の動きが経済的に与える影響はものすごいことになりそうですよねぇ。でっかい資産パイの奪い合い開始ですよ。
まぁ読み終わった後、団塊に近い世代の自分の両親へ、若干嫌味っぽくこの本を渡してみるのが面白そうだったから買った、なーんて。定年後、色んな生き方・稼ぎ方がありますよと。
言ってしまえば、この本もハヤりものといえばハヤりものの本だと思います。以前、Web2.0系の似たような内容の本が色々出版されて流行ったように、団塊の大量定年とこれからについて、のような本が結構出ていたような気がします。