地デジ導入

かそくそうち(メカ+ねこのつめ)

我が名古屋周辺区域では、地上波デジタル放送が受信可能です。
しかし、昨日まで我が家では視聴不可な状態でした。チューナ付き液晶TVは一台存在。


理由は・・・ものすごく以前に書いたのですが。
http://d.hatena.ne.jp/shun_t/20040419/p1
電波障害地区であるため、電波は共同受信施設からの再送信のものを受け取るようになっているからのようです。上記日にちに「ゴルァ!」とか時代を感じさせる言葉が書いてありますが、ここは目をつむってあげましょう。


さて、NCVこと名古屋ケーブルビジョンでは、かなり以前から地デジ波の再送信も行っていました。
では、なぜ見れなかったか。単に自分に興味がなかったからというのと・・・うちの家族がデジタル放送というものを理解していないからです。恐らくうちの父親は、未だにBSデジタルと地デジの区別もついていないのではないでしょーか。ビバ!文系家族!
加えて言うなら、本気で文系ばかりのお宅やら高齢のお宅なんぞは、いくらTVで「地デジ地デジ」と叫んだところで、理解どころか興味も持たず、ただただ見れないアナログ放送TVを抱えて2011年を越すのではないのかと、非常に憂う訳です。
2011年、地デジチューナーの在庫が電器店からなくなる。これを2011年問題と勝手に呼ぶ。今のうちに買占めだ!


さて、共同受信施設から電波再送信がなされていることは、相当前から気付いていたのですが・・・足踏みしていました。
理由:自分がTV受信の仕組みを理解していなかったため。
ムチは罰、無知は罪、ムチムチはオレ好み、と昔の偉い人はよく言ったものです。
自宅の宅内増幅器をいじくれば、地デジの視聴が可能である、とNCVのWebにて
http://www.f-ncv.org/chi_digi_kouzi/chi_digi_Kouzi.htm
とても分かりやすく工事方法が書いてあります。しかし、宅内増幅器ってのがドレなのか、長い事理解してませんでした。というか、どういう訳か家の中に置いてある卓上電源(ブースター電源?)のことを宅内増幅器と取り違えておりまして、どこをどうつなぎ変えるかすら意味不明だった訳です。
おととい気づきました。
増幅器って、外にある箱ジャナーイ?
正解。
ちょこっとくやしかったので、日が落ちて小雨が降る中、速攻で「VHF」⇔「UHF/VHF」入力端子入れ替えを実行しました。
上記リンク先の説明との間での注意点は・・・
・始めに挿してあった「VHF」端子のケーブルは、漏電防止のためか黒いビニールテープでグルグル巻き。はがすと写真のようなのが出てきます
・「UHF/VHF」端子側は、ウチのは黄色いキャップが被せてありました。ちょっと力いれて回しながら外すと、例のTV裏によくある、RFケーブルをつなぐ同軸端子のようなものが出てきます
・黒いビニールテープをはがした後、端子部分にはターミネーター?みたいなのが二段階になっていました。宅内増幅器は大抵高いところにあるので、落とさないように注意。落としました。雨どいに落ちました。小雨振る中ベランダから降りて取りに行きました


そんな訳で、2011年が来ても我が家ではTVが継続的に視聴可能となりました。
しかし、データ通信って使えるのかねぇ。最近のやる気のないつまらんTV番組を避ける暇つぶし程度ですな。
ニュースが出るのにはちょっと驚いたけど・・・これを使いこなせる人なら、ネット見てた方がいい罠。


追加の思い出し愚痴。
このアクオスのリモコン操作といい、自分の持ってるP902iといい、最近の組み込みデジタル機器ってのは操作感が悪すぎないですかね。ボタン押した後の反応がおそすぎてたまらん。