アレ、思ってたのとなんか違う?

何年か前から開発自体はTVで幾度となく放映され、将来はコンセントに差し込むだけで差し込むだけでと宣伝されていたネット接続技術、PLC*1


てっきり、どっかの電力会社が、初心者向けネット接続サービスを提供するような形で使われるものとばかり思っておりました。
つまり、ADSLは電話線内を、FTTH光ファイバーを利用して通信信号を送信・ネット接続サービスを提供するように、PLCは電気の配電網を利用するのかと。

http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/16162.html
今回松下が発売するらしいPLCのブツは、そういうものではなさそうです。
家庭向け高速PLC製品。読んでみると何かっつーと、宅内の電気配線を使ってLANを構築しよう、というシロモノのようです。globalなネット接続環境は別途用意する必要ありだそうな。


マスターアダプタ(親)とターミナルアダプタ(子)とかいうものがあり、まずマスターにglobalネットを接続、さらにどこかコンセントへ接続。(ルータでいうWAN側接続)
そして各部屋のコンセントとターミナルアダプタをつなぎ、そこからLANケーブルをPCなどへ接続するらしい。(ルータでいうLAN側接続)


しっかし、ターミナルアダプタもなんかでかそうだし、そもそも無線LANがあればいいんじゃないの?
あれ?これ言っちゃまずかった?
それからよく知らないんですが、信号減衰はほとんど気にしなくていいんでしょうか?


最後の方にあるように、家電製品に組み込んで、電源供給と同時に簡単にネットワーク接続できるようになれば、ユビキタスに近づきますな。ハード的な環境の準備ができてこないと、ソフト的な開発提案もしにくいですからな。
そう、某TCP/IP通信がそうだったように。


いかん、ちょっと今オラワクワクしたぞ!ちょっと筋肉マウス買ってくる!

*1:自分用おぼえがき:Power Line Communications