今日人類が始めて惑星を格下げしたよ

最近一面を飾りまくっている水金地火木土天海冥。
太陽系の惑星をどのように定義するかで議論が割れ、特に今まで当たり前のように勉強してきた惑星・冥王星をどのように扱うかが焦点になっていたようです。冥王星と同じ程度、もしくはそれ以上の大きさの天体が多数見つかっている、という科学的事実と、冥王星がなくなると米人が見つけた惑星がゼロになってしまう、という政治的心理の対立もあるとか。


・・・とはいえまぁ、個人的には結構どうでもいい話ですわね。
冥王星が惑星だろうがどうだろうが、人間が扱いやすいか考えやすいかの差に過ぎない。
どう定義したところで科学の真理に近づくことはないでしょうなと考えると、別段一面を飾るような記事でもないと思います。
教科書が書き換わるといったって、新しい物理法則が見つかった結果とかならともかく、投票で多数決を取った結果がどうなるかで左右されるモノで騒ぐってのは何か非科学的でみっともない感じがします。新天体を見つける科学技術が発達した結果だってか?
教科書が変わって教育的・経済的な変化がちょっとあるという程度だと思うんだけどなぁ。


ガウス賞受賞の方が、よっぽど大事な科学記事です。