戦争に行くのが正しいとはこれっぽっちも思わないですが

下で■eしね、とか書いておきながら戦争非難の話題か!とつっこんでおいて。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000052-mai-soci
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051217i303.htm
この程度のことで教諭交換を要望するのはどうかと思いますね。
ショックなことではありますが、日本にもそう遠くない昔、そういう時代が確かにあった、ということを伝える授業は大切だと思います。

方法論としては・・ギリギリOKだと思いますがね、私は。これでPTSDになったなら、それまでどういう生き方をしてきたんだと。なぁに、かえって人間が大きくなる、とかいって。
惨劇を繰り返さないためにも、伝えてゆく努力をしている教諭だと逆に評価したいですね。(当然のこと、「非国民」の後にフォローはきちんとしているもの、と仮定する。)
ニュースになるまでフォローしてないとかだったら・・・まぁありえなーい!ってやつですが。これからじゃ推測の域を出ないのでまぁ、好意的に見ておきましょう。


※追記:
自分が中学生の頃にも勿論このような、戦争に関して考えさせられる授業を受けました。
教育大学付属の中学校だったもので、しばしば教育実習生が教えに来るんですね。その際に、社会科の授業として、戦争をするべきかどうか(だったかな?曖昧ですが)のような議論をさせられました。
勿論、生徒の意見は大半が戦争に反対です。次々と戦争に対する批判的な意見が述べられていきます。
その後・・・教育実習生が、賛成の立場でズバズバと意見を述べていきます。本気で述べていきます。
えぇ、さすがに中学生相手ですから。完全に論破されましたよ、戦争反対の生徒全員*1。しまいには、泣き出す生徒も出現し、重い空気が流れました。
・・・が、勿論その後のフォローはしっかりしたものでした。ひとしきり考えさせられた後、フォローして導かれたのなら、授業として印象には残りますし、その後変な意見に論破されることがあっても、意思を強く持てるのではないでしょうか・・・。
単純に人を殺すのだから悪い、と偏るのではなく、それ以上を考えられるようになるなら、ね。

*1:いやーん、逆書いてた。