PC二台追加・・・今度はFedora Core 2にしてみる

ネットワークインスト中・・・

計算用のPCの追加注文が、ようやく届きました。
元々、部屋のスペースをあまり食わないように、MicroATXのマザー及びケースを注文してもらうよう、指導教官にお願いしておいたのですが・・・どうも、お店からオススメでない、と返事があったようで、いつの間にかATXになっていました。
注文したと聞いてから数週間音沙汰がなかったので、ある日直接納期を聞きに行きました。そのときの話によると、Pen4の3.0GHzくらいの周波数からは、CPUから発生する熱が尋常でないそうで、MicroATX&スリムタワーは激しくお勧めしないそうです。特に自分のように、PCつけっぱなしで数値計算するような場合は避けたほうがいいのでしょうね。
思い当たる節といえば・・・先に買ったスリムタワー*1のPCPen4の2.8GHzは、電源関係のトラブルが多いそうです。
ある日見てみると、熱暴走のあまりか冷たくなってしまっているそうな。
(;´д⊂)ヒトダッタラコワイヨママン


・・・で、久々のPC組み立て作業となるわけです。
いつやってもワクワクしますな、これわ。
スペックは2台ともPen4 3.2GHz Prescott DDR 400 512MBDual。HDDアクセスは少ないんで、一台目の組み立てでとりあえず様子を見つつ組み立て・・・ですが、色々あって結構つまったりしていました。えーっと簡単に挙げると
・PCケースの分解方法解読にしばらく手間取った。
これ、いつも思うんだけど・・・簡単な仕組みの説明書くらい入れといてくれたっていいじゃなーい?*2
IBMのPCのメモリ増設時も、HPで調べてようやく分かったし。今回のケースに至っては、フロントの部分をずっぽり引っこ抜かないと5インチベイに取り付けできない構造だったし。それと、5インチや3.5インチベイのカバー、なんでわざわざ自分で切り取る構造になってるんでしょうな?あれ、始めから除いておいてくれてもいいような・・・。
・PowerLEDのオスに、Powerスイッチのメス差し込んでまった
これは普通に間違えた。Powerスイッチのケーブルの先には「DC SW」とか書いてあった。ケースとマザーつなぐコネクタ類、色々と統率取れてないのよね。何の省略かわからんアルファベットが書いてあるケーブルもあるし。今回のケース(Scythe社のSCY-4292S-400)はリセットスイッチなし。
・追加USB用の内蔵コネクタを、IEEE1394かなんかの内蔵コネクタにつないでしまった
実は、一番時間食ったのがこれだったりする。電源も内蔵USBのコネクタも、みんな接続した後に電源投入テストしてしまったのが良くなかったかな。一瞬電源が入って、すぐに電源が落ちる、という症状が出てしまいました。
この症状だけなら、勿論色々原因が考えられまくるので、それを色々確かめてたら時間食ってしまったのです。メモリの接触、CPUの破損、マザーの破損、電源の不具合、電力供給の不足、などなど。電力供給不足が一番怪しかったので、そのセンで調べてたんですケド・・・あてが外れました。
相性かとも思い、もう一台のPCの最小構成で調べてみたのですが、きちんと動作するんですね。で、元のPCでも最小構成では調べていたのですが・・・ここがまた落とし穴で。「一瞬電源が入って落ちる」という症状が一度起こると、一旦ケースの電源スイッチを完全に落とさないと、正常に動作するはずの状態でも、電源がうまく入らなかったりするようです。
で、結局、元のPCでも最小構成で動作することきようやく気付き、今度はPC内の電力供給不足を疑い始めたわけです。しかも、順にコネクタをマザーにつけていき*3、あるところで電源動作がおかしくなるので、余計に電力不足だと思い込んでしまいました。
そして、マザーにコネクタを挿したり抜いたりしているうちに(その間に先生が来られたので、電力不足だと思う、と偽りの情報を渡してしまったorz)、ようやくバックパネルUSB用のコネクタを、謎のIEEE1394(だと思われる)用コネクタにつないでしまっている、と気付きました。これがまた厄介な話で、コネクタのピンの数やら穴の位置やらが同じなんですね。だから、普通に間違って挿してしまう。その上、間違って挿したときの症状が、電源が一瞬だけ入って切れる、という他の原因でも起こりがちなものなので、性質が悪い。

まぁ早い話、メモリマザーCPUの最小構成で、先に確かめるべきだったのかもね。


さてさて。後はFedora Core 2のインスト。
今回、初のネットワークインストールとやらに挑戦しました。
ネットワークインストールとはいっても、勿論起動するディスクは必要なわけなんですが。そのブートディスクの中身・・・はもう、フロッピーには収まらない世の中なのですね。ReadMeとか読んでも、CDにイメージを焼けやらUSB記憶メディア使えやら書いてあります。
研究室の先駆者はUSBメディア使ったそうですが、自分はCD焼き焼きにしました。
ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/2/i386/os/images/
にあるboot.isoを普通にisoイメージで焼きこむだけです。すぐ焼けるPCがWinしかなかったので、WinCDRで焼きました。
後は、ここから起動するだけです。起動中、IPの決定とかありましたがDHCPでもらい、インスト方法はftpを選んでホスト名はftp.riken.go.jp、パスはpub/Linux/fedora/core/2/i386/os/とか書きました。確か。すると、
ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/2/i386/os/Fedora/base/stage2.img
を読み込み始め(パスの/Fedora/base/stage2.imgは自動で指定されるらしい)、あとはしばらく待てば普通のGUIなインストが始まります。


・・・実はこの後もさらにトラブルがあったんですが。使用モニタの設定を微妙に間違えたんですね。
メーカーは同じだけど、型番は少し違うというものを選んでしまった結果・・・
GUIに入ると、3秒後くらいに画面が縦長に細く収束してゆき消滅する
という摩訶不思議なことになりました。始めFedoraのニクイ演出かと思ったぞ。
一度モニタの電源を切って入れると、同じく3秒くらい普通に映って、しばらくすると消えます。要は、しばらくはギリギリ周波数が安定するけれど、そのうちズレていって消えていくんでしょうな。
つ・ま・り。この3秒間が勝負どころになるわけです。
ちなみに、起動中にGUIでなくCUIメインな起動に切り替える方法は知らないのです。あと、GUIの3秒間のうちにCtrl+Alt+F1とかで切り替えりゃいいじゃねぇかと思う人もいるかもしれませんが。セットアップが完全に終わっていないためか、そっちのCUIはありませんでした。
・・・でもこの辺、某Debian支持者Yに話したら色々つっこまれそうだ・・・。

結局どうなったかというと、その3秒間を利用して初期セットアップを終え、Ctrl+Alt+F1で切り替えられるとこまで進んだらsetupコマンドにて*4無理やりGeneric CRTに切り替えて、色々探った後、より正しいモニタ設定に変えました。


気が付くと終電近かったので、Fortranはまた今度ですネ!
ヽ(;´Д`)ノシ<またネ!


※追記:
Debian支持者Yに聞いたところ、「Xはまずコケるので、セットアップ時にモニタとかのXの設定はせずskipし、とりあえずGenericで完全にセットアップ完了してからXconfigした方がいい」とのありがたいお言葉をもらいました。
なるほどね・・・。

*1:メーカーのHP見ると、排熱の優れた構造、とか書いてあったらしい。でもだめぽ。今回元々注文する予定だったスリムケースも、排熱優れた構造って書いてあったな・・・二の舞にならないように・・・

*2:某ロッキー君風に(久々に単行本再読中)

*3:プロントパネルUSB用、フロントサウンドコネクタ用、リアパネルUSB用、デジタル出力用、IEEE1394用など盛りだくさん。これも、原因の特定に時間がかかった理由。

*4:konしたのに文字化けしまくり。Xconfiguratorできなかったし