あまりにスキマがないもので

ホントに生活に余裕の時間がなく。
それでもたまに本屋に行くと、読みたい本見つけてしまい、だんだん積み本となっていく。
何とかうまく本を読む方法を学べないか・・・ということで買ったやや自己矛盾的な本。


読書術の本自体を読めなければ意味がない。
そういう意味ではないでしょうけれども、手頃な厚みの本書。
本書の内容に即してはいませんが、読みきりました。
なるほどポイントは以下。
・読書には、音楽的な読書と絵画的な読書がある。
・難しいくて読み進められない本は、大概著者が悪いと思いきる
・人間関係のコツに2:7:1のコツ(世の中2割は無条件仲良し7割はきちんと話せば仲良し1割は何をやっても息合わないというモノ)は本にもいえる
・読書とは自分の知っている9割を確認するもの
・あとがきから読め(よく言われるコトよね)
・知的消費と知的生産の活動をわける
・アウトプットをにらみながら、枠組みの中で不足する分だけを手当てするのが効率的で生産性を高めるテクニック
・入門書は三冊買う。バランス良く概要をつかめるし、良書に当たりやすい。
・フロー的な生き方、今の自分の生活の中で、「自分がハンドリングできる範囲」という基準で読む本を整理する。今あるもの、を利用する生き方が理想
という感じです。

効率的に本を読むのに、やはり、読み飛ばしつつ必要な部分だけを読んで他は捨てる、というのは当たり前のように良く聞くけれど、貧乏性もあってなかなかそういう読み方ができないんだよなぁ。
たまに文学的な本も読もう、と思った時とか、そういう読み方に適さないのでハマるのよね。
そういうとき、勇気を持って、別の本を並行して読み始めるのが大事なんでしょうね。